今は、私も含め、本を買うときにはAmazonなどのwebサービスを利用することが多い。もちろん、だからといって街の本屋を利用しないということはなく、本屋に行けば小一時間は時間をつぶすのが常であるし、極力街の書店で本を買うようにはしている。
また、同様に街の個人経営の喫茶店もめっきりその姿をみなくなった。駅の周辺でノマドするのは、ス○ーバックスやド○ールのようなチェーン店であり、味も値段も店の雰囲気が洗練されているのも、街の喫茶店は及ばない。しかし、なにかこう、チェーン店の喫茶店は一見落ち着けるようでいて、ふと気がつくと追い立てられるような気がするのは私だけだろうか。個人経営の喫茶店で長く居座れるというのもちょっと現実離れしている感がなくもないが、チェーン店の喫茶店の安心感というのは作られた空間というか、暖かみというのを感じにくいように思うのである。
さて私が何を言いたいのか、おわかりであろうか。うまく言えないが、生活が便利になることと、手作りの暖かさ、人間味のあるサービスというのは両立が難しいという問題を突きつけられている気がするということを言いたいのである。これは、医療や介護、福祉のサービスを考えるときにも言えるのではないだろうか(やっと、話がつながった!?)。便利にすることと、人が望む結果は必ずしもイコールではないし、案外、不便な方がひとは喜んで受け容れたりするのかもしれない。
街の書店、喫茶店、今まで以上に利用しようと思っている。
【関連する記事】
接客のマニュアル作りは難しいですよね。
そこですか・・・。(苦笑)
まあ、チェーン店の良さもわかった上で、そうでない部分で勝負をしているお店は多いですし、書店や喫茶店、飲食店にもそういうお店には頑張って欲しいものですね。
考えにくいことですが、医療や福祉でも、そういう同業者が現れたとしても、負けないだけの力は持っていたいですし、そういう感性を失わないように、しっかり備えたいですね。
我々の業界では、マニュアルは難しいでしょう。下手に作ると却って本質を見失うように思いますし、全くないのもね・・・。