2014年04月01日

QOD

 このところのPT協会の半田会長のメッセージにはこの言葉が多く使われている。QOD(Quality of Death)である。
 これだけ少子高齢化が進み、我々リハビリテーション職が対象とする相手に高齢者の占める割合がこの上なく増加しているのがその最大の理由である。そして今までの我々の歩んできたリハビリテーションの軌跡は、あくまで「Re-」がつく部分、そう、回復させる、一度落ち込んだものを右肩上がりに上昇させるという部分において力を発揮してきた。しかし、これからその多くが対象となるであろう、高齢者のリハビリテーション、理学療法ではどうだろう。老化は右肩上がりということは決してなく、逆にどんどん縮小していくものである。だからこそのQODであり、これからのひとつの哲学・理念としてのタームとなっていく言葉なのであろう。
 半田会長は「支えるための理学療法」という言葉を使っている。非常に的を射た適切な言葉だと思う。多くはこの理念については「地域リハビリテーション学」「地域理学療法学」で取り上げていくことになるのであろう。私の専門の科目でもあり責任重大である。しかし2025年のピークに向け、教育も待ったなしの状態なのは変わりない。私自身は会長のQODの言葉に加え、次のように提唱したい。
 離陸するための理学療法は終わった。これからは着陸するための理学療法に力を入れなければ、と。
posted by pt_onuki at 05:10| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域理学療法学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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