2014年10月01日

つぶやき#125 おもてなし

 2020年のオリンピックは東京で開催を予定しており、その時の合い言葉が「おもてなし」だったのは周知の事実である。
 ところで、このお持て成し、その意味において私は「最低限出来なければいけないサービス」でなく「プラスアルファのサービス」だと思っている。マニュアルにしにくい、いや載っていないような個別の気の利いたサービス、とでも言おうか。
 だから「お持て成し」は誰にでも出来るわけではなく、スキルを要求されるし、そこにマインドが伴わないとスキルでさえ身につかないのではないだろうか。
 理学療法においてもそうであろう。もちろん技術的なものは最低限必要であり、それはあくまで基本である。しかしそれに加え相手を思いやり、気の利いたサービスを届けることでより相手は満足感や充実感を感じるものである。医療の中にはそういうものは不要という風潮もないことはない。技術を提供しているのであり、その再現性が問題なのであって、個々への対応が違うことを嫌うという考えである。
 しかしサービスの対象が人間である以上、ホスピタリティとしての思いやりは必要であり、病める病者であればなおのことそのようなこころが大切なのではないだろうか。同時にその個別の気の利いたこころも、最低限のサービスが出来てこそだというのも確かなこと。学生諸君は、しっかりそれらの両方を身につけて欲しい。
 東京五輪まで6年は意外とあっという間である。医療の中でもお持て成しが当たり前になり、来日される外国人にも満足いただける理学療法にしていきたいものである。
posted by pt_onuki at 04:52| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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