2015年06月01日

つぶやき#131 感性

 最近とくに思うことなのだが、若いひとの感性は素晴らしい。具体的には次のような事である。
 随分前のことで恐縮だが、教員の長期講習会で出た話題である(折しも夕べの懇親会でその時の仲間と十数年ぶりに再会したのである。世間は狭い)。授業で新しく使用する評価機器の使用マニュアルを作ろうとしている時の話である。ある年輩の教員がメーカーの技術者の話を一所懸命聞いてメモを取っていた。最近の機器は便利になったが多機能でもあり、なかなか覚えるのが大変である。それをみていた若い教員がひと言。
 「先生、ビデオに撮ってしまわれてはどうですか」
なるほど。それなら簡単だし、あとからいくらでも見られるのでレクチャーしていただくメーカーさんにも負担が少ない(別な意味でプレッシャーを与えるかも知れないが・・・)。
 さらにその話を後から聞いた別のもっと若い教員は次のように言った。
 「撮るならDVDに焼いた方がいいですよ。チャプターをつけられるので頭出しが楽だし」
 この感性である。
 本来の感性の説明の仕方とちと違うかも知れないが、自分にとっては目からウロコであった。なあんだ、ただのメカに強いだけじゃん、というのはなしね。ここではどれだけ便利にできるか、マニュアル作製の手間を省き、うまく活用できるか、という視点でものを考えたい。
 本当に若いひとの考え方は柔軟で、真綿に水が染みこむようにいろんなことを吸収してくれる。その活用の仕方も、およびもつかないところに発揮される。自分が歳を取った事を嘆いているのではなく、この若い感性から学び、またうまく活用していく事で、閉塞した社会や慣習を変えていけるのではないかと思ったのである。
 そのためには、年長者が若いひとから学ぼうという謙虚な姿勢が重要である。悲しいかな、今の世の中、まだまだそういうひとは多くない(特に地位が上がれば上がるほどね・・・)ように思うのは自分だけだろうか。
posted by pt_onuki at 05:11| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは お久しぶりです

確かにそうですね。
経験が逆に考え方を縛って
しまうかもしれないですね。
考え方だけが硬直ならまだいいが
性格等もなるので厄介です。

道具とかツールとかも何とかできている世代と
生まれたときから普通にある世代でも
その使い方は変わるのでしょうね
Posted by どるねろ at 2015年06月01日 19:23
どるねろさん、お久しぶりです。

そうですね。だからこそカルチャーギャップなんてことになるんですね。まあそれを認めて多様性を受け入れることも大事かな。
Posted by おぬき at 2015年06月01日 21:27
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