2015年07月01日

つぶやき#132 査読

 先日久々の論文の理学療法雑誌投稿で、rejectにこそならなかったものの、大幅に修正を指摘されて返された論文があった。
 隙が多いのがいけないのはわかってはいるが、査読者もいろいろ細かい指摘をしてくる。複数の査読者がいるとそれぞれで真逆の指摘をしていたり、ご指摘の意味が今ひとつよくわからないところがあったりする。そういうのが一番困る。
 まあ、論文は査読者と二人三脚で完成させるものである。あ、査読者はこの雑誌の場合は3人いるから四人五脚か。いやいや編集委員もいるから五人六脚。そういう意味では査読者の意見に盲従するのでなく、そこからなにを学ぶか、そして真摯に論文を良いものにしていこうという態度が大切。そもそも、視点を変えて物事を俯瞰的に見ることはひとりでは難しい。発想の違いは如何ともしがたいわけで。だからこそ第三者の意見が貴重なわけである。
 しかし、多くの査読者の意見は大事だしありがたいものだが、それとてひとつの意見だということを忘れてはいけない。もっと別な査読者ならまた違った意見があろう。そう考えると何人いてもその枠外にさらに違った意見が存在することを意識しなければならない。盲従とは案外そういう油断から来るのかもしれない。
posted by pt_onuki at 05:09| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/421586159
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック