2016年12月01日

つぶやき#145 2016年の暮れに思う

 さて恒例の1年の振り返りである。例年、自分の研究や仕事に関する気づきをこうしてまとめてきたわけだが、今年は少し違ったことを書きたい。
 今年の秋口の頃の出来事である。いつもの宿舎と研究室の往復で自分はこの3年間ほぼ同じ道を通って通勤してきた。それを変更して別な道を歩いてみたらこれが新鮮でかついつものバス停までの時間もショートカットをして短縮できたというおまけ付きで目から鱗だったのである。このことは如何に自分の日常が単調な生活かということを露呈しているわけだが、好奇心が衰えたと言うつもりはないけれど、ちょっとしたきっかけでこのような新鮮な気持ちになれることに気づかずにいたわけである。いや薄々は気づいていたけれど認めたくなかったというのが本音であろうか。
 その理由のひとつには、研究のため仕事のために余計な雑念をシャットアウトして精神の安定が乱されないようにしたかったというのが大きいように思う。それだけこの数年は一心不乱であったことの裏返しでもあるが、3年経っていろんなことが少しずつ落ち着いてくるにつれて考え方も変わってきた。壁にぶち当たってきたということも言えるかもしれない。元々クリエイティブな仕事をするためにはそんな閉じた思考では役に立たないわけだし、新しいことを始めようとするとこのような保守的な思考ではついていけなくなるものだ。少し考えればわかることである。なんと狭量な考え方に支配されていたことよ。今がちょうどそれを悟るタイミングだったのであろう。
 そして今年はそんな心境の変化が日々の生活の中にもずいぶん顔を出すようになってきた。具体的なことはプライベートなことなので詳しくは触れないが、歳を取って無理が利きにくくなってきたこともあるし、家族のこと、自分の将来(終活?)のことなどを以前より深く考えるようになってきた1年であったと思う。なんのことはない、効率重視の思考ではそこから新しい良いものは生まれないことはわかっていたはずなのに、自分自身がその袋小路に陥っていただけなのだと言うことである。
 そしてこの続きは年明けの年頭所感に続く・・・。
posted by pt_onuki at 04:12| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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