2017年01月01日

つぶやき#146 2017年頭所感

 さて2017年の年頭所感である。昨年暮れにいつもと違う一年の感想を述べたので期待している人もいるようであるが、そんなにたいしたことではない。
 浜松に来て5年目に入ろうとしている。それ以前の生活と何が変わったかと言えば単身赴任の生活、そして大学の研究者という自由な生活である。
 自由であるがそれは孤独であること、自分に責任を持つ代わりに好きなことをさせてもらえると言える。まあ仕事の上の話だけれどね。でも好きなことと言ってもこの世は制約だらけなわけで、その中で好きなことといってもどれほどの自由があろうか。目に見える部分での自由なんてごく僅かであり、見えない部分での不自由のほうがはるかに大きいのである(それは公私ともに)。そして年を経る毎にそれは加速されていく。それが「加齢」と言うことなのだろう。ヒトの健康に関する研究をしているものが加齢に惑わされるなんて全く皮肉であるがこれは経験したものにしかわからない。少なくとも残り時間を気にする年齢にあるものなら誰もが考えることであろう。そしてしかし突き詰めて言えば、歳を重ねるということは誰でも大切なものを失くしていくことでもあるが、ここで失ったものでなく残っているものに目を向けるようになっていくかどうかでその後の人生が違うように思う。ではその残っているものをより価値のあるものにするには? これが昨年一年間かけて迷い考えてきたことである。
 思うに、加齢と言っても悪いことばかりではない。歳を重ねてこそわかることもあるし、自分のこころのありようを俯瞰的に見られるようになったことが大きい。このために大きな間違いをしなくなったし比較的落ち着いて事に当たれるようになった。大人の対応というやつである。その代わり冒険もしなくなった。そう問題はそこなのだ。価値を作り出すには描く夢が現実的では難しいと言うこと。守りに入ったものに成功の女神は微笑んではくれないのである。
 今年の目標、いやこれは一年でというよりこれからそれなりの年月をかけて変えていかなければいけないことである。今までの自分の常識を一度取り払ってニュートラルなところからはじめよう。そしてその自分の常識を変えるためにマイノリティであること、孤独であること、批判されること、いずれも怖れないことを目指そうではないか。2017年はいいひとをやめて「我が儘」宣言からはじめようと思っている。ということで皆さん今年はおぬきは融通が利かないかもしれないので覚悟しておいて下さいね。
posted by pt_onuki at 00:28| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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