2017年07月01日

つぶやき#152 本の紹介

PT・OTが現場ですぐに使える リハビリのコミュ力 -
PT・OTが現場ですぐに使える リハビリのコミュ力 -
 前職の専門学校の教員をしていた時に実習指導でお世話になった西尾幸敏先生が本を出版されました。読ませていただきましたが、とても面白く、また新人PTOTに役に立つ内容と思い、今回紹介させていただこうと思います。
 彼に初めて会ったのは2008年の第43回のPT学会(福岡)の時だからもう10年近く前になります。sns関係の仲間との飲み会で知り合ったわけですが、その時点で私と同じ法人にお勤めとは知らず、なにか縁みたいなものを感じたものでした。
 本の内容は「リハビリのコミュ力」となっていますが、患者さんや他職種との関係の築き方にとどまらず、CAMR(Contextual Approach for Medical Rehabilitation)というシステム論的アプローチの臨床への使い方も解説されています。これは問題解決にあたり、その原因論に終始する従来の臨床的なやり方でなく、問題発生の状況や過程を重視するアプローチで、著者はこれに上田法を組み合わせて独自の臨床概念を唱えていらっしゃいます。
 ややもすると難解な解説になりがちなこの方法論を会話式で楽しく、またイラストがコミカルに書かれておりとても楽しく読めました。そして臨床の中でよく遭遇するであろう症例を取り上げてその臨床場面の解決につなげるやり方が上手に描写されておりとてもイメージしやすくなっていると思います。皆様も是非手にとってご覧になって欲しい本です。
 最後に、この会話式のやりとりの中に出てくる、主人公の大石達之介、西尾先生の雰囲気をよく醸し出していますね。昔、少年チャンピオンに連載されていた「マカロニほうれん荘」の「きんどーさん」を思い出してしまいました。苦笑
posted by pt_onuki at 02:31| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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